ケアマネ活動ブログ
おじいちゃんの涙
2018-03-12
事業所内のケアマネが担当しているケース、在宅で看取る事になった利用者さん。補佐で関わらせていただくことになりました、根本(栄)です
過酷な闘病生活を送りながらも、自分のことは自分ですることができていた80際間際の女性。1月後半からあれよあれよと機能低下
2月中ごろにはベッドから離れるのは厳しく、食事も摂れない状況に・・・
何とかこぎつけた家族会議。緩和ケア病棟で看取るのか、自宅で看取るのか、大事な大事な場面。貴重なその場に担当ケアマネと私も参加。すでに本人の意向は確認できない状況にあり、夫であるおじいちゃんの最終決断にゆだねるという息子夫婦。優しいトーン、優しい声でおじいちゃんに「看取る」という事をレクチャーする息子の嫁さん。
おじいちゃんの気持ちは揺れに揺れ、涙、涙・・・そして涙・・・
最終的に自宅での看取りが決まり、その場で訪問診療や訪問看護の導入等、医療体制の整備と同時にエアーマットやヘルパーサービスの調整。他、うんぬんかんぬん。
すぐそこに生命がある。そのそばにはいつもと変わらず晩酌をしながら妻を見守る夫。「老夫婦に残された時間を大切に紡いでいこう」と担当ケアマネにエールを
