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ケアマネ活動ブログ

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久しぶりの更新となりました!根本(ま)です('◇')ゞ

2022-05-25
五月晴れの青空がいっぱいで気持ち良い日が続きますね

全国各地で25℃以上の夏日が到来しているところも増えてきました私は夏が苦手なので、今くらいの時期がちょうど良いです
暑くなると冷たい飲み物が欲しくなりますよね

とあるニュースで、「ホットからアイスへの切り替え」についてアンケートを実施したところ、気温19℃以上でアイスが優勢になり、気温25℃以上の夏日になると80%近くまで達するそう

某大手コンビニのアイスコーヒーは、梅雨明けからお盆のあたりまでが1年中でもっとも売れる時期だそうです
さて、ケアマネ業務は、、、
包括支援センターより引継ぎした、認知症の一人暮らしの女性。だんだんとわからなくなる事が増え、自分自身でも不安が大きくなっているようです。糖尿病も患っているのですが、服薬管理もうまくいきません
先日は、白内障の手術の予定でしたが、術前の点眼がきちんとできておらず見合わせとなってしまいました。1日4回の点眼管理は一人暮らしには難しく、さらに術後にも点眼管理が必要となるため、手術自体どうするのか課題となっています
こまめに電話や訪問して不安事を聞き取りしたり、ヘルパーの回数を増やして服薬管理をするなど応急的な対応をしています。
今後は、ショートステイの利用を含めサービス全体の見直しや、
社会福祉課の担当ケースワーカーと、緊急時の対応や施設の相談も必要だと考えています。
一人暮らしで認知症の方の支援はいつになっても難しいものです
それでは、また次回まで

空 今日も青空です(EXILE 「道」より)

2022-04-05
こんにちは。根本(栄)です。
社の庭の桜、ソメイヨシノが満開ですね。
癌と向き合い闘病の末、50代で天に旅立った女性のケアマネを担当させていただきました。約一月の居宅介護支援でした。

「私、終活してるんですよ」と、屈託のない笑顔で話していた昨年の春。当時、その方の義父母が要介護で私がケアマネ。義父は腎臓病を患い認知症もあって、義母は癌末期。そして、その方も癌で他県の病院へ通院しているという状況下で、義父母のキーパーソンとしてのボジションを担っていました。
徐々に義父母の状態が悪化していく中、その方も自身の治療が終了し緩和ケアに移行するなど、状況は常に変化していきました。自分でできるうちは家事はやりたいと言い、午前中いっぱいかけて朝食のかたづけや洗濯をしていた姿が目に浮かびます。

まだ普通の生活を送れていた頃、「苦しいのは嫌、最期は病院で」と言っていたので、自宅で看取ると旦那様からオファーを受けた時には、まさかのまさかでしたが、在宅介護に関わらせていただくことになり、精一杯務めさせていただくと誓いました。
介護ベッドにエアーマットレス、連日の訪問看護と一日数回訪問して介護するヘルパーさん。もちろん訪問して診察する訪問診療も欠かせません。
そして、毎日訪問して一言二言声をかけていく実のお父さん。週末には姉弟家族が集合してにぎやかな食卓。食卓で日頃勉強していた子供さん。
ダイニングのすぐ近くにベッドを設置、家族の普通の生活がベッドサイドにありました。

妻であり母親で。義父母を介護した際にはキーパーソンで。闘病しながらひとりで何役も担い、辛い事もあったでしょうに、いつも笑顔で凛とした女性でした。

彼女に向けて天を仰ぎ、EXILEの「道」を口ずさみ、桜満開の報告をしたいと思います。



暖かくなってきました

2022-03-03
3月に入り、朝はまだまだ寒いですが、春らしい陽気になってきました中川です。

我が家では長男が高校を卒業し、専門学校に進学することとなりました。いつもは手がかからない長男ですが、最近は長男の用事が沢山で、目まぐるしい毎日を過ごしています無事入学して、慣れてくるまでは心配が尽きないように思います。

最近のケアマネ業務ですが、訪問診療の調整が3件ありました訪問診療とは、病院へ通院することが困難な利用者に対して、医師が定期的に自宅を訪問して診療を行うサービスです。3件のうち1件は高齢のご利用者様で、ご家族が「入院すると今の時期は感染予防対策で面会ができなくなってしまうので、絶対入院させたくはない。自宅で最期を迎えさせたい。」と希望されての事でした。病院での面会が出来ない事から、在宅療養のニーズが増えてきているようです。私も出来る限りご本人様とご家族様のご希望に沿えるよう対応していきたいと思います。

それではまた


8年間のお付き合い

2022-02-14
 暦の上では春息栖神社の梅がチラホラ咲き始めましたが、まだ寒い日が続いていますね。根本(栄)です

 私が担当している利用者○さんは、サービス付き高齢者住宅に入居7年目を迎えます。旦那様が他界後、一人暮らしになってしまい、常に不安がある方でしたが、住宅に入居後はとにかく明るく穏やかな表情で、「入居できてよかった。何の心配も不満もない。私は幸せよ。」と、良く口にします。
自宅での生活は、掃除、洗濯、食事の準備に買物、近所付き合い、家の管理や庭の手入れ等々、生活を成し遂げるために、あれこれ考えるのがしんどかったんでしょうね。その頃は、とにかく不安に寄り添うことに重点を置き支援しました。

 さて、その○さんですが、二年前に癌が再発…病状の進行は緩慢でも、今年に入ってから一人での立ち座りが難しくなり、日常生活全般に手助けが必要な状態に。住宅や介護サービスの責任者の皆さんが、できるだけ本人に苦痛のないプランをと、案を提示してくれました。○さんが言っていた、「入居できてよかった。何の心配も不満もない。私は幸せよ。」の言葉、集大成が「今でしょ!」と、思った一コマでした。

 ○さんは先日、呼吸苦を訴え病院へ救急搬送、入院。退院は厳しいと思われます。
晩年、自身の思い通りにいかないことに遭遇することもありますが、○さんは自分の思いを遂げたと言っても過言ではないのかな。
8年間のお付き合いに感謝申し上げ、残された時間を穏やかに過ごしてほしいと願うばかりです


立春<(_ _)>

2022-02-04
昨日は節分恵方巻を食べたり、豆まきをした方も多いと思います
そんな今日は立春暦の上では春の始まりだけど、まだまだ寒い日が続きます暖かくなる日が待ち遠しいですね
さて、脳出血で入院となり病院でリハビリしていたA様。年末頃から退院調整していて、無事に1月中旬頃に退院することができましたA様は脳出血後遺症により右麻痺があり、右眼は失明していて左眼もわずかに見える程度。リハビリの成果で4点杖を使用して歩くことができます。
退院前、年末に病院で1回、年明けに本人同席のもと自宅で1回面会をしました。自宅に訪問したときは、家屋調査といってリハビリ専門職が住環境の評価(確認)をします。「ここは段差が何㎝ある」とか「浴槽の深さは・・」と調査しながら、安心して暮らせるように、ご本人様の状態に合わせて必要に応じて福祉用具の検討をします。事前に福祉用具相談員さんと、年明けの家屋調査の同席をお願いしてあったので、リハビリさんと福祉用具さんがスムーズに連携することができました
先月末頃に訪問したときは「入院前との生活にギャップがある」とおっしゃっていましたけど、リハビリに通いながら、福祉用具を利用して在宅生活を送っていらっしゃいます

今週は寒い日が続きます

2022-01-24
なんだかこの冬の寒さがこたえて仕方がない中川です。
特に今週は寒くて寒くて朝起きるのもつらくて早く春が来ないかなと思っています
さて最近のケアマネ業務ですが、色々なご事情でエレベーターのないマンションの最上階に住むことになった利用者さんの担当をすることになりました。利用者さんは歩けますが階段は自分では登ることはできません。外出したければ毎回ご家族がおんぶして昇り降りするしかありません。ご家族も最初は体重が軽いから大丈夫と言っていましたが、一度やってみて懲りたようで、さあ困ったとなりました色々相談の上、訪問診療を調整し、自宅で診察が受けられるようにしました。また、自宅のお風呂の環境を整え、お風呂は自宅で入れるようにしましたリハビリも訪問リハビリを利用し、自宅で出来るようにしました。色々調整をし、外出しなくても生活できるようにはなったのですが、すべてのご利用者さんにこの方法が通じるわけではないので(どんどん出掛けたい人もいますよね)、年を取ったらその人に合った住環境というものが本当に大切になってくるなと思いました
 色々なご利用者さんとの出会いにより、勉強の毎日です。少しでもより良い在宅生活が送れるようこれからもサポートしていけたらと思います。それでは



謹賀新年

2022-01-04
新年明けましておめでとうございます
年末年始、利用者さんの緊急事態に備え、転送電話(スマホ)を握りしめていました根本(栄)です。
緊急性のある電話はなくて良かったです 

元旦私は強風ふく極寒の中、息栖神社へ初もうで新しい駐車場は満タンの渋滞、まさかの参拝待ち行列に身体冷え冷え…毎月一日は欠かさず参拝していますが、元旦だけはいつもよりグッと気持ちが引き締まった気がします

我がケアプラン碧の郷は本日1月4日から仕事始め。昨年はチームメイトの世話になり感謝の気持ちでいっぱいもちろん今年も世話になろうと思っています(笑)


今年もお世話になりました

2021-12-27
今年最後のブログ担当は根本(ま)です
今年も残すところ数日となりました大人になると子供のころよりも、1年が早く感じます。年は取りたくないですね
「ジャネーの法則」って知ってますかフランスの哲学者ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者ピエール・ジャネの著書で紹介された法則だとか「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」ということ。
例えば、50歳の人にとって一年の長さは50分の1ですが、5歳の人にとっては5分の1に相当します。なので、50歳の人の10年間は5歳の人の一年間にあたり、5歳の人の一日は50歳の人にとって10日間にあたることになります。生きてきた年数によって一年の相対的な長さがどんどん小さくなことによって、時間が早く感じられるというわけです
子供のころは毎日学校に行き、新しい発見や新しい学びがありますが、大人になるとすでに知っていること・知っているものの中で過ごす時間が増えます。脳が同じことを繰り返す生活に慣れると「特に何もない1日だった」として記憶にも残らず、あっという間に時が過ぎたという感覚になってしまうのです
何年か前にこの法則を知った時、「残りの人生は体感時間でどれくらいだろう」と考えたことがありましが、計算するのはやめました。(別に計算が、、、できな
子供のころのように色々なことに興味を持ち、日々新しい刺激や変化を取り入れることで、より充実した毎日が送れ、人生の体感時間も伸びるのではないでしょうか

つまり、「新しいことにチャレンジ」したり、「新しい情報を仕入れたり」「物事の視点を変えて考えてみたり」するのが大事ってことですね一年が早く感じると思う方は、ぜひお試し下さい
って、まだクリスマスがあるのにフライングでしたね
少し早いですけど、今年もお世話になりました。良い年末年始をお過ごし下さい。また来年もどうぞよろしくお願いいたします

今年もあと1ヵ月となりました。

2021-12-03
今週のブログ担当は中川です

最近はプライベートも仕事も忙しい日々が続き、身体がバキバキに同じく仕事の忙しい夫が、「今度の日曜日は俺が子供をみてるから一日ゆっくりしてなよ」と言ってくれ、いやいやそっちの方が忙しいでしょと譲り合い、結局お言葉に甘えることに一日中子供を公園に連れて行ったり色々としてくれました。更に、私は料理が得意ではないので「夕飯は俺がいない時は全部デリバリーにしたら?」と言い始め、さすがに拒否しましたが気持ちは有難いですいつも私を大切にしてくれる家族がいるから、こうして日々生活していけているのだと感じています。ちなみに夫が家にいる日は私は一切料理をしません担当している利用者さんは、奥様の方に介護が必要になると旦那様の方が食事の準備に困られる方が多いですが、うちは逆になります。各家庭色々ですね。

さて、最近のケアマネ業務ですが、担当している一人暮らしの利用者さんが、自宅で転倒を繰り返すようになり、理解力も低下され、日々色々な対応が必要な状況に。お泊りも施設も嫌だと話され、ギリギリまで自宅で生活できるように考えていましたが、いよいよ難しい状況となってきましたある日私の目の前で転倒。ご本人様もこれ以上の一人暮らしの継続は困難と判断され施設方向に。施設が決まるまでショートステイの利用を開始。正直すぐに家に帰ると訴えるかと思っていましたが、行ってみたら快適だったようで問題なく利用できており安心しています出来る限りご本人様の希望に沿った人生が歩めるよう、お手伝いできたらと思います。

今年も残り1ヶ月となりました。早いものです。寒さも一気に厳しくなってくると思われますので、体調を崩さないよう気を付けていきましょうそれでは



客観的なデータが重要

2021-11-15
 認知面の低下あるも服薬は何もなく、定期受診もしていないという要介護2の男性。デイサービス週三回利用、他のサービス利用なし。奥様と二人暮らし、奥様はうつ病の既往があり、今でも薬が手放せない状況です。
さて、この利用者さんですが…
デイサービスの相談員さんから、「自力では食事が進まず、介助なしには食べなくなっている。体重減少も顕著でいつもうなだれている。」と、体重変化のデータと共に報告を受けました9月から10月で-2キロ、今年5月から-4キロ
奥様からも自宅内の状況を伺ってみると、やはり食事が摂れなくなっている…排泄面でも介助が必要になり介護の手間が増えていて負担になっているとのこと
ご本人は「(食べないのは)自然の事でしょう。体が辛い事はない」と言います。奥様は施設へ預けたい気持ち、でも突然いなくなると寂しい気もするとおっしゃる…ケアマネとしてはショートステイ等の利用をすすめたいところではある…

でも、ちょっと待てショートステイを利用すれば解決するわけではなく、まずは食事を食べなくなった理由を明らかにして(認知症の進行なのか、内臓系に何か悪いところがあるのか等々)、その対策を講じた先にショートステイ利用の支援ではないか

普段介入しない息子さんとコンタクトを取り、何とか受診に繋ぐことに成功結果は認知症の進行。栄養失調、軽度の心不全と貧血との診断
でも、治療も何もなく終了…ホンマかいな
しかたないので、市販の栄養補助食品を購入してもらい摂取開始。約2週間が経過しました。若干、元気を取り戻している様子なので、新たにショートステイ利用に向け調整を開始しました

「食べない」「食べれない」「元気がない」等の日頃の様子に加え、デイサービスでの体重変化、客観的データが何よりも栄養不良を物語っており、重要なウェイトを占めているケースだなと思いました。
事業所の皆さん、今後も客観的なデータ報告をお願いしますね

根本(栄)でした



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